保育の様子

11月の様子と歩くことについて

 

長距離散歩

手足が自由になり歩くことが楽しくなった1.2歳児。
友達と広々とした環境の中で自然に親しみ、
虫や草花を手にして
楽しむ週1回の長距離散歩です。
11月は保育園から始まりで、
多摩川大橋からガス橋までを往復歩きました(2歳児)

 

 

2歳児

 

 

1歳児は斜面を楽しんだり、草原やデコボコ道を歩いたり、
身体のバランスを保ちながら大いに
楽しんでいました。

 

 

 

1歳児

 

 

歩くことの大切さについて

 

過去のブログから抜粋した記事を載せます。

 

久保田競 著「ランニングと脳」では
”困難な事態は歩くことで解決される”
”歩くことが万病に効く薬”と述べられています。

歩くことで思考力、判断力、知性、感性、想像力も豊かになります。

筋が働くことにより熱が出ます。
熱が出る(体温が上がる)ことは代謝活動も増加させます。
血液が酸素を運ぶことにより、
多くの酸素が必要な脳が働き、
脳神経系がネットワークを張り巡らせます。
ですので歩くことが大切です。とのこと。

ところが近頃、歩くことが少なくなり、
また苦手になっていることを
子どもたちと向き合う中で感じます。
それは子どものせいではなく環境がそうさせているのだろう。
実にさみしいことです。
今は昔と違い子育てにも頭を使い、
工夫していかなければならない大人の力が試されます。

散歩では手をつながず歩こう
・自由を獲得した手の自由を保障する。
・五感の働きのために。
・転んで起き上がる力も大切。

子どもがよく転んでしまう場合は、
坂道を歩くことをお勧めします。
坂道では腰から背中にかけてのあおり動作ができ、
体幹が育ちます。
体幹が育つと転ぶことが少なくなり転んでも、
自由になった手で身体を支えます。