こんな図をご覧になったことがありますか?
脳(神経系)の働きを人の体で表したものです。
「ペンフィールドの地図」です。
https://www.scj.go.jp/omoshiro/kioku1/kioku1_2.html
日本学術会議のホームページより
ペンフィールドのホムンクルス
. 感覚皮質と運動皮質における身体の対応部位を示した図。
ペンフィールドのホムンクルス。 ウィキペディアより
子供の部屋では脳神経系の育ちを大切にしています。
この図でご覧になるように
脳神経系の人体に関係するところを使うことで神経のシナプスが
より多く手を組むことを知ることができます。
それには手の労働、口の労働が大切であることがいえるのではないでしょうか。
子どもの成長過程で
例えば、
手をなめる、手でものをつかむ、手でバイバイする、
流れる水に手をかざしたり……。
手の自由を獲得し歩行獲得後になると、もっと細かく手を使います。
キャップやボタンにも興味を示し、夢中になってチャレンジします。
地面に行くと団子を作ったり、川を作ったり、
室内ではハサミにも興味を示し、使いたくなったり、
折り紙をくしゃくしゃにしたり、ちぎったり、
年齢が高くなると、道具を使って地面に穴を掘ったり、山を作ったり、
これらすべて手と全身運動で五感の働きです。
細かな労働では4・5歳が毛糸で編み物をする姿が6月にみられました。
友達から友達へ伝え合いできた時に喜びは大きなものでした。

毛糸で編む

地面でのシャベル遊び

トンネル作り
0歳から5歳の間に脳神経系が80%育つといわれています。
口やかましく指示するより、環境を整えること。
また夢中になる子どもに背後から声かけしないこと
などを大切にしましょう。
仲間同士の遊びから協調性も育ちます。